【完】ポケット-幼なじみ-







なんだかはる君が私から離れて










いってしまう気がしたから。








今のはる君の夢は







まだ聞いたことなかった。












なんとなく、わかっていたから










それを口に出されるのが怖かった。









いつだって私は臆病で





真っ直ぐ進んでいくはる君が







うらやましくてしょうがなかった。
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