【完】ポケット-幼なじみ-









「はる君の夢って…」












勇気を振り絞り聞いてみる。















「……………。」







はる君は静かに私から目を反らした。






……………やっぱり……!




変わってない、の?






「………は、い…ゆう?」





口にしたくなかった言葉を





震える声でたずねてみる。










何も答えないはる君を見てた。












暫く、見つめていた。








するとはる君はゆっくり頷いた。
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