~先生と私の秘密~



「そろそろ、帰ろうよ!」



「そうだね!沙織、聞いてくれてありがとう!」



「いつでも話聞くから!」



「ありがと~!」



沙織はやっぱり親友だな。

こんなにも私に安心と勇気を
くれる・・・。




「柏木。」



「先生どうしたの?」



「帰りに教官室寄ってくれるか?」



「うん、分かった。」



「じゃ、待ってる。」




何だろ?




「澪、呼ばれちゃったね!」



「何だろ?」



「とにかく行ってみなよ!」



「うん!でもサオは?」



「先に帰ってるよ!」



「そっか、ありがとう。」



「じゃあね~!」



「うん、ばいば~い!」



沙織を見送って、私は
先生が待ってる教官室へ
急いだ・・・。
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