~先生と私の秘密~
『雷雨も相変わらず強いし、澪は雷怖いから怖がってたんじゃない?』
「はい。今は泣きつかれて眠っちゃってます。」
『あらあら。そうなの。』
「起こすにはかわいそうなくらい気持ち良さそうに眠ってます。」
『安心してる証拠よ。先生、お願いがあるんだけどいいかしら?』
「なんですか?」
『雷雨も止みそうにないし、危ないから、もし大丈夫だったら澪を今日、泊めてあげてくれないかしら?』
「え?」
『無理なお願いなのは分かってるんだけど・・・。』
まあ、確かに雷雨は止みそうにないから泊めるのが無難な選択だけど、理性持つかが問題なんだよな・・・。
こんなに可愛い眠り姫がずっと隣にか・・・。
「そうですね。こんな雷雨で帰せないですから泊める事にします。」
『ありがとう。明日がお休みで良かったわ。』
「はは。そうですね。」
『あ、そうそう。先生は澪ちゃんの事が好きなんでしょ?』
・・・え?
何で知ってるんだ・・・。