【短編】君と赤に染まる僕
【夜美Side】

「ねぇ? 小学生の時いたやつがいる」

「そうでございすね」

私は、周りをみながら言う。

すると、一人の女がやって来た。

あいつ、小学生の時、私に色々言ってきたやつだ。

「あら? 化け物がどうしてこんなとこにいるのかしら?」

知らん振りしてないと。

その時、誰かにぶつかった。

「触らないでよ。けがれる!」

どいつも、こいつも、同じ事しかいえないのかしら?

「化け物が、どうしてこんなとこにいるのかしら?」

「ふざけないで! 貴方達だって、化け物じゃない!」

「化け物と、一緒にしないで!」

あぁー、ムカつく。

うっとうしい。

何なのよ!
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