【短編】君と赤に染まる僕
吸血
【夜美SIde】
朝。
喉が渇いて仕方がない体を起こして、食堂に向かう。
きつい……。
やっぱり、コウはハーフと言っても人間だからかしら?
近くにいると、飢えが酷くなる。
どうしよう?
もうそろそろ、潤さないと、動けなくなっちゃう……?
あぁ、もう!
どうすればいいの?!
はぁー。
今日、学校休もうかな?
ついつい、襲っちゃうかもしれないし……。
私はずっと、考えながら食堂に向かって歩いていた。
その時、携帯が鳴った。
画面を見ると、コウからだった。
一週間前の、入学式の日に教えてもらったので、教えてあげたの。
朝。
喉が渇いて仕方がない体を起こして、食堂に向かう。
きつい……。
やっぱり、コウはハーフと言っても人間だからかしら?
近くにいると、飢えが酷くなる。
どうしよう?
もうそろそろ、潤さないと、動けなくなっちゃう……?
あぁ、もう!
どうすればいいの?!
はぁー。
今日、学校休もうかな?
ついつい、襲っちゃうかもしれないし……。
私はずっと、考えながら食堂に向かって歩いていた。
その時、携帯が鳴った。
画面を見ると、コウからだった。
一週間前の、入学式の日に教えてもらったので、教えてあげたの。