君待駅
「まもなく2番線に電車が到着します。」
「お、電車来るな。
って会えた勢いで引き止めちまってごめん。
でも…会えて嬉しかったのはホントだから。」
「え…?」
「あ…それと…名前。」
「?」
「名前、教えてくんね?
俺は茅野裕(カヤノヒロ)。高2。ちなみに陸上部。」
「あ、えとっ…町田知香(マチダチカ)です。高校2年生で…部活はやってないですけど図書委員です。」
「…何て呼べばいい?」
「え?」
「名前で…呼んでいい?」
「…はいっ!!」
「じゃあ…知香も…名前で呼んでくんね?」
「えぇ!?」
「あ、電車来た。」
電車のドアが開く。
「お、電車来るな。
って会えた勢いで引き止めちまってごめん。
でも…会えて嬉しかったのはホントだから。」
「え…?」
「あ…それと…名前。」
「?」
「名前、教えてくんね?
俺は茅野裕(カヤノヒロ)。高2。ちなみに陸上部。」
「あ、えとっ…町田知香(マチダチカ)です。高校2年生で…部活はやってないですけど図書委員です。」
「…何て呼べばいい?」
「え?」
「名前で…呼んでいい?」
「…はいっ!!」
「じゃあ…知香も…名前で呼んでくんね?」
「えぇ!?」
「あ、電車来た。」
電車のドアが開く。