したたか舌打ち、ジメジメいじめ
J・自分可愛いって思ってるから
クラスが離れても、ご主人は高二の時の相方とひどく仲が良くて、
街中の駅ビルやモールで放課後買い物デートをしたり、
休日はファミレスで八時間粘ってくだらないお喋りをしたり、
お泊りガールズトーク会を二ヶ月に一回のペースでしていたり、
とにかく【華の女子高生ライフ】を楽しんでいた。
二人は大親友だと俺は思う。
ライフスタイルが似ていたし、何より今で言う――
温厚な上司の怒らせ○や、R6○、スカイフィッシュの捕まえ○という、
シュールなDVDを買うあたりの【趣味がぴったりで、価値観が似ていた】から、
爆笑ばかりして楽しい毎日を過ごしていた。
俺が透明人間じゃなけりゃ、こんな二人みたいな青春過ごしてぇなって憧れるくらい充実していた。
学生時代って、【どれだけ普通のことで笑えるかがキー】なんじゃないだろうか。
爆笑した回数が多いって楽しいじゃん。
恐らく周りからしたら煩くて耳障りで、デシベルの値が凄そうだけど、
騒げる時をいかに完全燃焼するかって、結構難しいと思うよ。