したたか舌打ち、ジメジメいじめ

イジメられる人の心がどうとか、気持ちがどうとか、

散々うんたらかんたら垂れ流した割に、

この“ご主人”が“私”の文章に変わってから、違和感ありまくりです。

(まるで嘘偽りのポエムのよう)


なぜなら普段、友達との会話で、

わざわざ『心が痛いよ、ズキズキ突き刺さるよ』なんて言わないし、

ましてや『胸が痛いよ、ぽっかり穴があいたよ』なんて言わないです。


詩人でもないし、幼稚園の先生でも保健室の先生でもないので、

まず口に出すことがないし思わないです。

思うにしても《怒ったかな》《悲しいのかな》と、単純です。

いちいち詩的に《Jちゃんの胸は痛んでいるんだわ》、《私の心が泣いているわ》とは思いません。

…素面では無理です。


そもそも“心がー…”なんて、芸能人や芸術家なら分かるのですが、

性格悪い自分が思うのはなんだかおかしいし、キレイゴトみたいだなと。

熱く語るなんて寒いし、説教がかっているし、自分に酔わないと無理だと。


ですが、偽善者まっしぐらで寒気がするけれど、

自分を偽装でもしなければ始まらないこともあります。


なぜなら…


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