したたか舌打ち、ｼﾞﾒｼﾞﾒいじめ

あと、多分【一人を弾くことで、めっちゃくちゃ団結する】んじゃね？

文化祭や体育祭よりも、【イジメの時は凄く一つにまとまってる】んじゃないだろうか。


【一人を仲間ハズレにするんだという目標】に向かって、まとまるように思う。

軍隊みたいに命掛けだからね、イジメられない為には輪を乱さない。



年齢関係なく、【悪口を言ったら仲良くなりやすい】のは確か。一理あると思う。

【共通の不満を共有すれば、“気が合う”と脳みそが感じる】んじゃないのかな。根拠はないけど。

ほら、地元が一緒とか、イチゴが食べられないとか、【共通点があると打ち解け易い】よね。そんな感じで、イジメられっ子を一緒に省くことがきっかけになる。



――だけど俺のご主人は【悪口で築く絆】より、

低レベルにしろ“太ったと気付くのは、ショーパンの腿回りの隙間が無くなった時”っていう、

くだらないあるある話で共感し、“仲良し友情”を築きたいみたいだ。


性格腹黒だけど、こう見るとやっぱ憎めない人かもしれないな。

まあ、彼女にはしたくないけど、害はないオンナだとは評価したい。




基本的に【悪口で友達になるのは手っ取り早い】んだ。

なぜって、【オープンに不満を分かち合うことこそ、“家族みたい”だとか、

“腹を割って話す”だとか、クラスの皆は勘違いしてる】んじゃねぇのかな。

なんて言うの、【“悪口を言えるのは秘密のない真の友情”だと勘違いしてる】んだと思う。


だって――……