タイムスリップ侍
家に戻った小次郎の下に太郎がやって来た


太郎
「何でだよ!
僕が困ってるのに何で助けてくれないんだよ?」


小次郎
「まだ分からないのでござるか?

太郎殿自身が弱いから、やられるのでござる

太郎殿が強くなるでござる」


太郎
「強くって何んだよ?
喧嘩なんかしたくない
僕が我慢すれば済む話しだし…」


小次郎
「そうではござらん
確かに相手は卑怯
多勢に無勢

しかし、逃げるのはもっと卑怯

そなたは戦いから逃げている卑怯者なり」
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