もう、お前しか愛せない
――ウソウソウソウソウソッッッ!!!!!

もっ、もしかして…


「二人だけになっちゃったね?」


ウキャー///


櫻葉くん!そんな爽やかな笑顔は反則ですよぉ…///


高鳴る気持ちを抑えながら、彼と喋ってみた。


「さっ、櫻葉くんは何組?」

「6組、絢ちゃんは卓志と同じ2組でしょ?」





“絢ちゃん”




名前で呼ばれたことに嬉しさを感じる。

一個一個些細なコトが喜びへと変わって…なんか不思議。



「はい、櫻葉くんって…」

「隆平」

「―え?」

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