もう、お前しか愛せない
「絢が好きで、昨日もずっと一緒にいれて幸せだった」

「うん」

「やっぱり、絢の傍にいたい、誰にも渡したくない…」



卓ちゃん…

私のこと、まだ思ってくれてたんだね。



私は卓ちゃんに近づいた。

「あ…」


言いかけた卓ちゃんの口を、キスでふさいだ。




「卓ちゃん、大好きっ♪」




抱きつくと、卓ちゃんは軽くため息をついて…

「限界」



そう言って私を押し倒した。

意外な展開で頭が上手く回らない。


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