もう、お前しか愛せない
そんな心を抑えることが出来ないまま、教室へと向かった。

「おーはよっ♪」



元気にあいさつをすると、親友の愛莉が私を見た。

「…何そのテンション」

「ん?聞きたい聞きたい?」


私はじらすように横目で見る。

そして、少し顔を火照らせた。



「実はですねぇ…」

「あら、卓志おはよう」

「ふあぁぁぁ…」



卓ちゃん!!卓ちゃんにも何となく聞いて欲しかったこの気持ち…

タイミングが良いですなぁ♪



「聞いて!私、好きな人出来た!」

「えっ、えぇぇっっっっ?!?!?!?!?!?!」


驚いたのは愛莉。何でそんなに驚くのかな?

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