もう、お前しか愛せない
隆平くんは少し険しい表情を浮べた。

やっぱ…迷惑だったんだ。



私は涙を見られたくなくて、走って教室を出ようとした。



すると、後ろから抱きしめられる。



「絢!」

「やっ…離してっ!」



すると、いきなりくるっと回されて隆平くんと向き合う形に。

そして…



静かに唇が重なる―


「…え?」


私はいきなりすぎて、涙が止まる。


「絢はバカだね」

「えっ?えっ///」


そして、微笑んだ。

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