もう、お前しか愛せない
もぉっ!卓ちゃんのバカ!

何でわかってくれないのさ…



私、卓ちゃんには一番に応援してほしかったんだよ?

なのに…



「卓ちゃんのバカアッ!!」



私の叫びは教室内にこだました...


――

――――


「ところで、好きな人って誰?」

「…わかんない」

「えっ?!わかんないの?」

「一目惚れなんだもん///」



愛莉は驚いた表情を浮かべ、ケータイで何かを探し始めた。


「ほら、見て」

「え?」

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