もう、お前しか愛せない
「卓ちゃんと仲直りできるまで、積極的にする!」

「まぁ、がんばれ」

「うんっ!」


よぉし。このことを隆平くんに相談だぁ~!!


隆平くんを探しに行くと…あ!いた!


「隆平くっ…」



呼ぼうとした瞬間。目の前の光景に驚きを隠せなかった。

そこにいたのは、隆平くんだけじゃなくて…女の人も。


矢吹さんでもなかった。

愛莉でもない。

あれは、他校の制服だ…




…誰?それに、隆平くんがあんなにも楽しそう…

泣きそうな気持ちをこらえ、私はその場を走り去っていった。


そして、その後。

その人が私達の目の前に現れた―

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