もう、お前しか愛せない
雨はどんどん強くなっていく。

そのとき―


ピカッ!!!!!ゴロゴロ...



「キャアッ!!」


いきなりの雷。

私は雷が苦手なので、軽く涙目になる。


「絢…よし、店行こう?」



近くにあるファミレスに入っていった。

もう時間も遅いので、とりあえず親に連絡を。



“雨が振ってきちゃったから、遅くなる><

卓ちゃんと一緒だから安心して?”


“俺、今日帰らないから、卓志の家泊まらせてもらって?”


「えぇっ?!」

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