粉雪舞い散る桜の匂い

ーああ、だから、


 走り出す、時計塔へ、先輩の元へ


 近づき見える、

「おっ、遅かったな、リツ。心配したぞ」

いつもと変わらない、先輩の姿。

 

 だから、ちゃんと向き合って、
 自分で決めなきゃいけない。


 ちゃんと見て、

 話を聞いてー



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