*powder snow ~空に舞う花~*


「なんだよ…??」


大悟がため息をついたと思いきや、すぐにニヤリと笑っていたから

なんだか嫌な予感。



「いや、海斗もちゃんと人を好きになれるんだな~って思っただけ」


なんだよ、それ!!

「貶してんのか??」

「別にそんなんじゃねぇよ。ただ、素直じゃないのは相変わらずだな」



十分、素直に話ししてるつもりだぞ!?

まぁ…大悟にしか話せねぇんだけど。


「お前がそんなコト言えるのは遥香チャンがいるからだろ」

余裕、かましやがって。

「まぁな」

ノロケんな!!

って、聞いたのはオレか。。



< 288 / 372 >

この作品をシェア

pagetop