逢いたい…。【実話】
「どういうつもりで言った

のか分からないけど

TABAちゃんは欲しい

もの…すべて持ってて…

ずるいって・・」



【えっ?…ずるい?

あたしが?なんでょ?】



《そうなんだ…雪が最近

恐いわ…あたしTUNを

雪にとられそうだょぉ》


雛がすかさず答えた。


「安心しなよ〜〜まだ続

きがあるのよ!

TUNちゃんはTABA

ちゃんの事本気なんだっ

て♪だから雪の入る隙は

ナイわよ〜よかったね♪

TUNちゃんを

信じなさい!」



【あぁ…嬉しいょ…

胸が熱い…キュン…TUN逢い

たい……今…逢って抱き

しめてもらいたいょぉ】




暗闇の海の底。



眼を光らせた何かが

ゆっくりと動き出そうと

している――――





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