逢いたい…｡【実話】

ＴＵＮはゆっくり走って

くれた。


信号で離れても

すぐ止まってくれた。


しばらくすると小さな

マンションの駐車場に

着いた。



【あれっ？

もしかして……？】



『ＴＡＢＡちゃん！

降りてごらん〜』


ＴＵＮがあたしの車を

駐車場に入れてくれた。



【あたしの車を

ＴＵＮが運転してくれて

る…ﾄﾞｷﾝ…】



なんか不思議な気持ちに

なった。


『俺の部屋２階だからな

忘れるなよ〜』


男性専用の

会社のマンションだった｡


何人かの男の人とすれ違

った。



【マズくない…？彼女も

同じ会社なんだよね？】



『ここだよ！

２０５号室！入って…』


《あ…うん〜

おじゃましまーす！》




【うわぁ〜

ドキドキしちゃう…

ＴＵＮの部屋……初めて

入るょ…ﾄﾞｷﾄﾞｷ】