逢いたい…。【実話】
窓際の奥の席。



TUNと向かい合うが目

を合わせられない。


重苦しい空気のまま食べ

始めた。



【もう…イヤダ…ょ…何で

話してくれないの?】



美味しいパスタなのに

味覚が機能しなくなって

いた。


『なぁ〜?』


突然TUNが口を開く!


視線を合わせる。



【!!ビクッ!!】



TUNの冷たい視線に凍

りつく。


『TABASA…俺に隠

してる事ないか?』



【あぁ…やっと……キュン

名前呼んでくれたょ…】



嬉しかった!!



いつからか

TABAちゃんから

TABASAになって

いた。




大事な質問をされてるの

に気付いたのは

数分後だった――――






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