逢いたい…。【実話】

別人

《ごめんなさい…》



【…イヤ…別れたくないょ

…あたし…ズルイ……ネ】



TUNが何て言うか聞き

たくない。



【ぁあ…罰がくだされる

の……ね……ズキン】



TUNが珈琲に口を

つけた。


『彼氏って旦那の事

なのか?』


淡々と聞く。


《あっ……うん…》


2つ目の嘘が暴かれる。



【もぅ自分が嫌になる

ズキン……最低だ…

あたし…TUNに酷い事

しちゃったょ…ズキズキ】



初めから言ってれば…

こんな事にはならなかっ

たはずだ。




でも…

そうしたらTUNと一緒

にいる事はできなかった

だろう――――






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