逢いたい…。【実話】
1時間ほどすると草原が

目に飛ぶ込んできた。



《うわ~見て見て!

牛がいっぱいだよ~》


『あ~凄いな!牛乳飲み

たくなった~』


太陽の暖かさが嬉しい。



《あっ!美味しい~》


『ん?あっ本当だ!』


ふたりで1本の牛乳。



【あ…あたし…やっぱ…

TUNの事……キュン…】



周りから見たら普通の

恋人同士だろう。


『おしっ!次は迷路の中

に入るか?』


《えっ?迷路?》



巨大迷路だ!!



《もちろん…ふたり一諸

だよね…??…》



『だめだよTABASA

1人で行くんだよ!』




不安そうな顔のあたしを

見て意地悪っぽく笑う

TUN――――






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