逢いたい…。【実話】
‡十四章‡

お弁当

昨日の絡み合っていた手

が今も熱い。



【TUN……キュン……】




プルルルルル~~~


自宅の電話が鳴る。


「TABAちゃん……」


《あれ咲?…仕事は?》


「仕事する気になんなく

て休んだ…今日遊び行っ

ていい?」


《あっうん!

午後からならいいよ~》



今日はTUNにお弁当を

届けるつもりだ。


野菜不足と言っていた

TUNの為にサラダを

多めに作る。


いろいろ考えるのが楽し

くて仕方がない。



【喜んでくれるかな~?

ワクワクしてきちゃう】



可愛い絵のカップを使い

カラフルなお弁当が出来

上がった!


紙袋も可愛いのを用意

した。




遊んでるチビ太を抱き抱

えて車を走らせた―――





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