逢いたい…。【実話】
「TABAちゃん
どっか行ってたの?」
咲が遊びに来た。
《あ…うん…ちょっと
お弁当届けに…》
嬉しさを出しづらい…。
「ふ~ん~
幸せなんだね?」
気まづい雰囲気だ。
《彼とは会ってる?》
「会ってない…なんかさ…
電話では体の心配してく
れるんだけど
よそよそしくなった…」
《急な事で戸惑ってんだ
よ!何弱気になってんの
大丈夫だよ!》
あたしには励ます位しか
出来ない。
「あたし…産むのやめよ
うかと思って…」
《え??なんで?どうし
たのよ?!》
「ただ奥さんと同じ立場
になりたかっただけなの
かも…彼をずっと繋ぎ止
めたかったの……」
咲が静かに涙を流すのを
見るのが辛い――――
どっか行ってたの?」
咲が遊びに来た。
《あ…うん…ちょっと
お弁当届けに…》
嬉しさを出しづらい…。
「ふ~ん~
幸せなんだね?」
気まづい雰囲気だ。
《彼とは会ってる?》
「会ってない…なんかさ…
電話では体の心配してく
れるんだけど
よそよそしくなった…」
《急な事で戸惑ってんだ
よ!何弱気になってんの
大丈夫だよ!》
あたしには励ます位しか
出来ない。
「あたし…産むのやめよ
うかと思って…」
《え??なんで?どうし
たのよ?!》
「ただ奥さんと同じ立場
になりたかっただけなの
かも…彼をずっと繋ぎ止
めたかったの……」
咲が静かに涙を流すのを
見るのが辛い――――