逢いたい…。【実話】
ドキドキが続いたまま家

に帰った。



TUNが包んだお弁当箱。



【あっ!綺麗に洗ってく

れてる…ん?何これ?】



お弁当箱を持ち上げると

白い封筒。



【え?手紙…?ドキッ…】



『『TABASAへ

お弁当美味しかったよ!

ありがとうTABASA

愛してる』』



【ぁ…TUN…キュン…

あたしも…愛してる…】



こんなにドキドキする恋

なんてあっただろうか?



こんなに逢えなくても

毎日の好きが大きく

なっていく恋なんて

あっただろうか?



こんなに大事なものまで

失ってしまいそうな恋な

んてあっただろうか?




写真、プリクラ、お守り

が隠された箱に手紙を

重ねた――――






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