逢いたい…。【実話】
昨日TUNから電話があ

った時に鈴の音がした。


あたしのバックの中でも

同じ音色が響いている。



あたしとTUNの

水色の鈴

ふたつが重なった時

幸せの音色を奏でる。


“チリン~~チリン~”



ブルルルル~ブルルル~


「もしもし!

TABAちゃん今どこ?」


《あ~雛!今TUNに

お弁当届けるとこ~》


「お昼過ぎ位には帰って

くる?家行くね!」


雛が慌てていたように思

えた。



TUNの玄関のドアには

紙袋がなかった。



【あれ?ない!

忙しかったのかな…?】



温かいお弁当を提げて帰

ってきた。




【…きっと忘れちゃった

んだよね??】






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