逢いたい…。【実話】
途絶える
朝になっても電源は落と
したまま―――
【今…話したら…
きっと嫌な女になるょ】
たくさん問いただしてし
まいそう。
【でも…お弁当だけは
届けたいな】
長い道のりが今日はさら
に長く感じた。
《あれ??》
駐車場にTUNの車が
ない!
【仕事に
車で行ったのかな?】
《あ……》
TUNの部屋のドアには
何も掛かってなかった。
【うそ……ない……ズキン
また…忘れたの?】
TUNが遠い存在になっ
ていくようだ。
【TUNまた明日来るね…】
温かいお弁当を…冷たい
鉄のドアに提げた―――
したまま―――
【今…話したら…
きっと嫌な女になるょ】
たくさん問いただしてし
まいそう。
【でも…お弁当だけは
届けたいな】
長い道のりが今日はさら
に長く感じた。
《あれ??》
駐車場にTUNの車が
ない!
【仕事に
車で行ったのかな?】
《あ……》
TUNの部屋のドアには
何も掛かってなかった。
【うそ……ない……ズキン
また…忘れたの?】
TUNが遠い存在になっ
ていくようだ。
【TUNまた明日来るね…】
温かいお弁当を…冷たい
鉄のドアに提げた―――