逢いたい…。【実話】
‡十八章‡
哀音
あたし――
どうやって家まで帰った
んだろう?
シャワーの音で声をかき
消しながら泣いた。
「おい!雛ちゃんから
電話…さっきまで一緒
じゃなかったのかよ?」
《もしもし…雛…?》
さっきの事が今にも口か
ら飛び出しそうだ。
「TABAちゃん?
今…外出れる?」
《え?今?どしたの?》
《旦那にバレないように
TABAちゃんは返事だ
けしてね…いい?》
《あっ…うん…》
「今日TUNちゃんと
約束してたでしょ?
今TUNちゃんから電話
きてTABAちゃんと逢
いたいって!出れる?」
【ウソ…TUNが?…だって
さっき来なかったじゃん
なんで今なの…】
聖夜は既に1時間前に
終わっていた――――
どうやって家まで帰った
んだろう?
シャワーの音で声をかき
消しながら泣いた。
「おい!雛ちゃんから
電話…さっきまで一緒
じゃなかったのかよ?」
《もしもし…雛…?》
さっきの事が今にも口か
ら飛び出しそうだ。
「TABAちゃん?
今…外出れる?」
《え?今?どしたの?》
《旦那にバレないように
TABAちゃんは返事だ
けしてね…いい?》
《あっ…うん…》
「今日TUNちゃんと
約束してたでしょ?
今TUNちゃんから電話
きてTABAちゃんと逢
いたいって!出れる?」
【ウソ…TUNが?…だって
さっき来なかったじゃん
なんで今なの…】
聖夜は既に1時間前に
終わっていた――――