逢いたい…。【実話】
【チビ太の車……鍵穴…

イタズラ?…夜中…】



夜あたしが帰ってきた時

は平気だった。


その後から朝までの間に

起きたのか?



【誰かがやった?】



TUNの顔がよぎる。



【そんな…はずない…】



TUNを疑いたくない。



【違う…違うょ…絶対

違う…ズキッ…】



プルルルル~~~


「TABAちゃん?

TUNちゃん夜きた?」


《雛!……TUN多分き

たと思う…玄関の前でう

ろうろしてたみたい…》


「玄関?ピンポンはして

こなかった?」


《それはなかった…》


「そう…ならよかった!

あの後TUNちゃんに電

話して今日はムリだから

帰りなって言ったんだけ

ど…どうしても逢いたい

から行くって!」



【ぁ…キュン……TUN…】




TUNを愛し過ぎている

自分と疑いを捨てれない

自分がいる――――





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