逢いたい…。【実話】
《ねぇ~雛…夜中に…》


口が重い…。


「夜中?何かあった?」


《イタズラがあって…》


「え?イタズラ?

どんなの?」



心臓の動きが早くなる。



《チビ太の車が下にあっ

て…投げ落とされたのか

も…あと…車の鍵穴にボ

ンドを入れられて……》


「ええ?!何それ~酷い

ね!!車乗れたの?でも

夜中でしょ?それって…

TUNちゃん?」



【ズキン…ズキン……】



TUNの名前が雛の口か

ら出ると身体中が悲しみ

で満タンになった…。



《やっぱそうなのかな?

でもどうして…グスッ…》


「確かにTUNちゃんが

怪しいけど…見た訳じゃ

ないからね!聞いてみよ

うよ?!」




まだまだ悪夢は続いてい

くのだろうか――――





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