逢いたい…。【実話】
チビ太を実家に預け

待ち合わせ場所に電車で

向かった。


TUNの車が見えた。



【ドキン…ドキン…ドキン…】



『おはよ!』


いつもと同じ様に助手席

のドアを開けるTUN。


《ありがとう…》


よそよそしくなって

しまう。


『TABASA

ごめんな…』



【もういいょ…ごめんは

あたしが聞きたいのは…

違う…ょ…】



《……もういいから》


『悪かったな…もう待た

せたりしないから!

あ~お腹空かない?

ランチするか?』


また理由を言わない

TUNにイラッとした。


車は前にも来た事がある

イタリアンの店へ入って

いく。



【あ…雪が教えてくれた

店……またこの店?】



何となく嫌な予感。


『さ~て!クリスマスに

乾杯出来なかったから~

ワイン頼むか?』


のんきな態度にまたイラ

ついてしまう。




【そんなに簡単じゃない

んだょ…理由も言わない

で終わらせないで…ょ】





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