逢いたい…。【実話】
『TABASA!ふたり
のクリスマスに乾杯!』
ふたつのグラスから静か
な音が聞こえる。
『TABASA
これ…忘れてったろ?』
チリン~~チリン~~
【あ……鈴…キュン
あたしが…ツリーにかけ
た…鈴…ズキン】
深い悲しみが溢れる。
《……ねぇ…TUN…》
【もう……ダメ……】
《約束の時間になんで来
なかったの?》
TUNの表情がちょっと
だけ変わった。
『ごめんな…』
《ごめんはもういい…
理由を聞かせて?》
必死に冷静さを保つ。
『会社の会議が長引いて
終わってすぐ行こうと
したら…後輩から相談
持ち込まれて…ごめん』
【え?相談?そんなの
クリスマスじゃなきゃ
ダメなの…?あたしの
約束より優先するの?
そんくらいなの…あたし
の存在って…ズキン……】
のクリスマスに乾杯!』
ふたつのグラスから静か
な音が聞こえる。
『TABASA
これ…忘れてったろ?』
チリン~~チリン~~
【あ……鈴…キュン
あたしが…ツリーにかけ
た…鈴…ズキン】
深い悲しみが溢れる。
《……ねぇ…TUN…》
【もう……ダメ……】
《約束の時間になんで来
なかったの?》
TUNの表情がちょっと
だけ変わった。
『ごめんな…』
《ごめんはもういい…
理由を聞かせて?》
必死に冷静さを保つ。
『会社の会議が長引いて
終わってすぐ行こうと
したら…後輩から相談
持ち込まれて…ごめん』
【え?相談?そんなの
クリスマスじゃなきゃ
ダメなの…?あたしの
約束より優先するの?
そんくらいなの…あたし
の存在って…ズキン……】