逢いたい…。【実話】
‡十九章‡
新春
年が明けて4日目――
ようやく長い冬休みも終
わろとしている。
【ぁあ…明日やっと…
逢えるね…キュン……】
明日の昼間にツリーがあ
った場所で待ち合わせを
している。
「もー誰だよ!」
ポストに年賀状を取りに
行ったパパが不機嫌に戻
ってきた。
《どうしたの?》
「ポストが開かねー
ボンドでくっついてる!」
【ドキン!!え?また?】
慌てて見に行った!
【うわ…ひどい……誰が
こんな…ビクッ…まさか】
前回の鍵穴の事が頭をよ
ぎった。
【ううん…違う…
そんな事する訳ない
絶対違う……】
TUNを信じようと自分
に言い聞かせた――――
ようやく長い冬休みも終
わろとしている。
【ぁあ…明日やっと…
逢えるね…キュン……】
明日の昼間にツリーがあ
った場所で待ち合わせを
している。
「もー誰だよ!」
ポストに年賀状を取りに
行ったパパが不機嫌に戻
ってきた。
《どうしたの?》
「ポストが開かねー
ボンドでくっついてる!」
【ドキン!!え?また?】
慌てて見に行った!
【うわ…ひどい……誰が
こんな…ビクッ…まさか】
前回の鍵穴の事が頭をよ
ぎった。
【ううん…違う…
そんな事する訳ない
絶対違う……】
TUNを信じようと自分
に言い聞かせた――――