逢いたい…。【実話】
結局パパは電車で仕事に

行った。



【いったい誰?…鍵穴

…チビ太の車…ポスト

そしてパンク……ゾクッ】



急に恐ろしくなって家の

中へ駆け込んだ。


《もしもし?!》


『おう!TABASA~

どうした?もう旦那は

仕事行ったのか?!』


《TUN……また…》


『また?どうした?』


《またイタズラが…今度

はパンク…》


『パンク?いつ?!』


TUNは冷静だった。


《今朝見たら4本全部!

何か気持ち悪い……》


『そうか…

心当たりないのか?』



【ドキッ…心当たり…咲?

でも前のは違う気がする

ズキズキ…犯人は

誰なの…ょ…ぉ…】




いつまで見えない犯人の

影に怯えなければならな

いのだろうか――――





< 278 / 410 >

この作品をシェア

pagetop