逢いたい…。【実話】
‡二十二章‡

窓に近寄っていく。



【ドキドキ…TUN?】



鈴の音がしなくなった。



【あれ?しない…ょ…

帰ったの??】



月明かりが通路を照らし

部屋の中が明るい。



【もしかして…あたしの

聞き間違え?…ズキン…】



座り込んで待つが鈴の音

は聞こえてこないまま夜

が明けた。



【後でTUNに電話して

夜の事聞いてみ…ょ…】



早くTUNに確かめたか

った。


「あー何か調子悪いな!

俺…今日仕事休むわ…」


パパが具合い悪そうな

様子で起きてきた。



【えぇ?!ウソ…

そんな……ぁ…イヤ…ダョ】



TUNに連絡できなくな

ってしまった。




パパが会社を辞めるまで

あと3日しかない―――





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