逢いたい…。【実話】

叫び

約束の時間――



【ぁぁ…TUN…グスッ

どうしょ…モウ…来てる

よね…ズキッ】



TUNは何も知らずに待

っているだろう。



【TUNに…伝えなきゃ

デモ…どうやって?】



「おい!どこに行く気だ

ったんだよ?!」


パパが

しつこく聞いてくる。


《あ…えっと…買い物…

ビクビク……あっ!あたし

今ちょっと買い物行って

きちゃうね!

チビ太お願い!》


すぐそこでTUNが待っ

てる。



【ドキン…ちょっとだけ

でもTUNに逢いたい…

TUN声を聞きたい…キュン

ぁぁ……TUNのぬくもりを

感じた…ぃ…ドキドキドキ】



神様お願い……



TUNとあたしを逢わせ

てください――――




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