逢いたい…。【実話】
‡三章‡

再会

7月20日朝―――


パパとチビ太を送り出し

た。


電車に乗って待ち合わせ

の場所へ向かう。


【やっと…やっと…

逢える…キュン……はやく

逢いたい…】



朝早くからロータリーに

は車がいっぱいだ。


TUNの車が見当たらな

い。


確か?黒?


【緊張

してきちゃった…ょ…】



『TABAちゃん!』


後ろからの声にドキッと

した!!


振り向くとTUNがいた。


《あっ!

びっくりしたよ〜ぉ…》


久しぶりのTUN。



【あの時と…同じ…だ…

嬉しい…身体が熱くなっ

てきた…ドキドキ】


『おしっ行くか〜』



ジャラジャラ……?


【なに?】



TUNのジーンズから

たくさんの鍵が見えた。




初めてのデート――――






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