逢いたい…。【実話】
(あいつ…言ってなかっ
たんだ?あいつは何もし
てないよ!凄い真っ直ぐ
な奴でね…
好きになるとその子しか
見えなくなるんだ…
だから…こんな事に…)
【ズキン…あたしTUNを
信じてた…だけど…どっ
かで疑ってた…ズキズキ
ゴメンネ……あたし…
ダメだね……グスッ】
あたしと雪の関係が崩れ
るのを心配して
TUNは何も言わなかっ
たのだろう。
後から知る
TUNの優しさが逢えな
い悲しみを倍増させる。
(そろそろ帰った方が
いい……もし櫻井に会え
たらTABASAさんと
チビ太君が来てたよって
伝えるから!)
《はい…グスン…ありがと
うございます……》
もう…待つのを諦めるし
かなかった。
《チビ太…
おうちにかえろうか…》
[ママ…ないてるの…
ポンポンいたい?]
《グスン…うん…だいじょ
うぶ…ょ…》
TUNのグラス…灰皿…
テレビ…メダル…写真…
シルバーのネックレス…
スーツ…スノーボード…
ひとつひとつの思い出が
鮮明に浮かぶ。
そして…
ふたりが
愛し合ったベッドで泣き
崩れた――――
たんだ?あいつは何もし
てないよ!凄い真っ直ぐ
な奴でね…
好きになるとその子しか
見えなくなるんだ…
だから…こんな事に…)
【ズキン…あたしTUNを
信じてた…だけど…どっ
かで疑ってた…ズキズキ
ゴメンネ……あたし…
ダメだね……グスッ】
あたしと雪の関係が崩れ
るのを心配して
TUNは何も言わなかっ
たのだろう。
後から知る
TUNの優しさが逢えな
い悲しみを倍増させる。
(そろそろ帰った方が
いい……もし櫻井に会え
たらTABASAさんと
チビ太君が来てたよって
伝えるから!)
《はい…グスン…ありがと
うございます……》
もう…待つのを諦めるし
かなかった。
《チビ太…
おうちにかえろうか…》
[ママ…ないてるの…
ポンポンいたい?]
《グスン…うん…だいじょ
うぶ…ょ…》
TUNのグラス…灰皿…
テレビ…メダル…写真…
シルバーのネックレス…
スーツ…スノーボード…
ひとつひとつの思い出が
鮮明に浮かぶ。
そして…
ふたりが
愛し合ったベッドで泣き
崩れた――――