逢いたい…。【実話】
9月の始め―――


引越しも無事に済んだ。



団地の最上階。



引越し祝いを兼ねて夜に

雪と雛が遊びにきた。


パパは出かけてる。



「こないだの合コンの写真

だよ〜」


雪が写真をくれた。



【あぁ……あたしと

TUNだ…ぁ…キュン】



この時のドキドキが蘇っ

てくる。



《でも…写真持ってられ

ないょ…もしパパに見つ

かったら…すべて終わっ

ちゃう…シュン…》


「そうだよね!!ところで

TUNちゃんとは上手く

いってるの?」


雛が心配してくれた。


《ん〜…あたしから電話

するのも限界が…昼間位

しか出来ないし夜しない

のも怪しまれるよね?》


「確かに…ウンウン!!」



雪??




声が嬉しそうだ――――





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