放課後プリンセス
プロローグ








―ああ、またいる。








そう思った時には、もう遅かった。




アタシは腕を引っ張られて、





地面に倒れた。








「一哉…ん…」





愛しい君。






「何?」





わざとらしく聞き返す。






わかってるくせに。

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