放課後プリンセス



その後、境さんは姿を消した。




すべてを見届けたように






これで、2人きり―




太陽がちょうどいいほど海を照らしていて綺麗。




そんな中、なぜかアタシと一哉は2人きり




いつもはまだ人がいる時間帯なのに何でだろ?





…神様が与えてくれたのかな




そんな考えが浮かぶ。




ただ砂浜を歩いていて




何もすることはない



でも、一哉と歩いてるってことが



アタシにとっては奇跡。



たまに一哉の手が触れて



今にもギュッてつなぎたくなる









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