放課後プリンセス








甘い時間だった。





甘い言葉も交わさないし





特に何もしていない






でも





手だけはつながっていて。





アタシは恥ずかしくて



一哉の名前も呼べなかった。





「…っ」




たまに一哉の声が聞こえるくらいで。





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