放課後プリンセス




彼女の手が、俺の肩にぶつかる。






この手が舞花だったら…






それだけでドクンとする。






「付き合ってる人なんて、いないよね…?」





耳元で怪しく囁く彼女。





「…!」






突然そんなこと言うから、





心が揺れる―





俺は舞花と付き合っているのか?



でも今はもう…終わった






そんな動揺する俺を見透かしたのか、彼女はクスリと笑った。







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