放課後プリンセス





しみじみと思い出す。






「舞花…」








ギシリと、音を立てるベット。




またギシリと音を立てて、アタシは動く。






隣りには、一哉。






真っ直ぐな瞳で、アタシを見つめていた。






脈が高まる。




一哉が、アタシだけを見てる。




まっすぐに、




ひたむきに、





アタシを見つめる君。



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