放課後プリンセス





「ハッ、よ…っちゃ、ん…」




よっちゃんはアタシに背を向けたまま、何も言わない。





息が出来なくなる。





そんな頃に、よっちゃんは止まった。




ずっとされるがままでアタシは下を向いていた。




前を見る。



夕日が当たる公園。




夕方の光が当たっていた。





「よっ、ちゃん…?」




何かがちがった。



ずっと下を向いて、アタシを見ようとしない。



< 65 / 365 >

この作品をシェア

pagetop