明日は君と


そんなことを自分で振り返りながら歩いていると―




「おい!避けろー!!」



「え?」


いきなりかけられたその言葉に反応出来ず固まっていると


強い衝撃がして、私は立っていられなくてしりもちをついていた。

「っー…」

広がる足の痛みを感じて、閉じていた目を開けると転がる野球ボールが見えた。


「悪い!大丈夫か!?」

< 4 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop