ウッドチェア・ダイアリーのレビュー一覧
とあるコーヒーショップの一角で人々を見守る一脚の椅子。 この椅子が主人公だなんてちょっと変わった物語ですが、 椅子という視点で描かれる不思議なストーリーは読めば読むほど魅了されていきます。 あったかくて、ほのぼのしていて、でも時々しょっぱい。 現代人が忘れかけている人と人が繋がる大切さ。人のぬくもり。無償の愛情。 また物を大切にする意味。 それらが沢山詰まった、素敵な物語です^^ すぐに物が手に入る時代なので、 こういった物語は凄く大切だと思います。 特に目まぐるしい今日を生きる社会人の皆さんに、是非読んでもらいたい作品! とてもお勧めです。 是非一読してみて下さい^^*
不思議な感覚の絵本的小説と言わせてください。 視点次第で世界は広がる。 私も角度を変えて見てみたいと思います。 勉強になりました。
某映画が大好きなので、読ませて頂きました。椅子の視点からみた世界が優しくて素敵でした。絵本のようで、癒されました。
基本、椅子視点の物語なのですがこれがまた素晴らしく描写され、心に引き込まれる所があります。 ここまで物語を膨らませることができるのか、と感動すること間違い無しです! まずは第一章だけでも読んでみて下さい。 ページをめくる手が止まらなくなりますから(^^) 新たな視点から描かれた、まるでおとぎ話のような――けれど現実的な心惹き込まれるそんなお話です。 是非ご覧ください。 素敵な作品をありがとうございます!!
主人公はコーヒー屋に置かれている一脚の木の椅子。 コーヒー屋で起こる何気ない日常を、その椅子はずっと見守っていました。 絵本のような読みやすい文章で、優しく温かく、時に切ない様々な人間模様が描かれています。 その別々だと思っていた話が最後には全て繋がって、しかしそれで終わりではないと思わせてくれるラスト。 それはまさに“いとおしい軌跡”だと感じました。 椅子は「物」であって「者」ではない。 けれどそこには「心」が宿っている。 そんな忘れかけている大切なことを思い出させてくれる、素晴らしい感動作です。 今の生活に少し疲れ気味の方、この作品で癒されてみては?
椅子の目線から見た人間の世界を描いたお話です。 温かくて可笑しくて、ときどき切ない。 疲れた心を癒してくれる、大人の絵本のようでした。 読み終えた後は、ほんのりと優しい感動が包んでくれる、 素敵な作品です。
柔らかな表現と、作者様の感性というか雰囲気が伝わってくるような小説でした。 絵本で子供に読んで聞かせてあげたくなるようなお話でしたね。 疲れた時に、ゆっくりと読んでみるのもいいかも知れませんね。
初めまして 私の小説に感想を残していただきありがとうございました。 ウッドチェア・ダイアリーの小説読ませていただきました。とても面白かったです、考えたこともない目線からの気持ちが素晴らしかったです。
流行を中心に回る世界で、私達は沢山のことを見逃しています。それを思い出させてくれるのは、とあるコーヒーショップに住んでいる一脚の椅子。彼の目線で、この物語は進んでいきます。 人と人との繋がりや、物(者)を大切にする気持ち、自然への恩恵など、今を生きる人達とは縁遠くなりつつあることが、このお話の中には詰まっています。自分を見直し、周りに目を向けるには、とても良い作品です。しかも、心が洗われます。 未来の子供達にも、是非読んで欲しい一作です。
だから流れに沿って 生きるだけ 幾多の困難さえ 避けずに通る 自分が決めてきた道 生まれるずっと前に 神様とした約束 自分の人生 だから流れに沿って 生きていく 幾多の困難も 自分に必要な出来事だから 乗り越えられない試練を 神様は与えない 乗り越えられる 与えるすべて *いつも椅子さんには素敵なお話を聞かせていただきました。 椅子さんが生まれてきてくれたことに感謝しています* そして新芽がまた新しいストーリーを奏でますように。 素敵な作品をありがとうございました。
ほっこりと、心の中をあったかくしてくれる素敵な作品です。 特に木こりさんのストーリーは生きる希望や力を教えてくれました。 落ち込んだ時、躓いた時にもう一度読みたくなるそんな素敵作品。 オススメです☆